新年を迎えたところで、改めて、私どものサービス付き高齢者向け住宅に住んでおられる利用者さんの介護保険サービスの利用状況を調べてみました。
適正なサ高住の運営のためには、介護保険の原則である「利用者さんがいろいろなサービスを選択できる自由」を尊重することは重要な要素です。
利用者さんを抱え込み、各個人の介護保険限度額を引っ張り出すことを前提としたビジネスモデルは、利用者さんの尊厳とともに、介護保険の財源にも影響があります。
私どものサービス付き高齢者向け住宅アイユウ城下町長府には、平成29年1月1日現在、74戸79名の方がご入居中。
現状を確認してみました。
入居者要介護度
自立 10名
要支援① 11名
要支援② 8名
要介護1 22名
要介護2 11名
要介護3 8名
要介護4 7名
要介護5 2名
ケアマネジャー担当状況
要介護認定者69名のうち、当法人のケアマネジャー担当は41名(59.4%)。
通所系サービス利用状況
69名の介護認定者のうち、58名が通所サービスを利用している状況。
①通所介護
のべ50箇所(利用者47名で、うち3名が2箇所を利用) が利用。
サ高住併設通所介護 17名(34%)
当法人通所介護 17名(34%)
その他の法人の通所介護 16名(32%)
②通所リハビリ
のべ11箇所(11名)
アイユウ 8名(73%)
他法人 3名(27%)
訪問介護
69名の介護認定者のうち、47名が訪問介護サービスを利用。22名は利用していないということは、個人的には素晴らしいと思います。
ただ、毎日の生活に関わることへの気づきや、夜間や緊急時の対応などを考慮し、訪問介護だけは併設サービスの事業所をお勧めさせて頂き、個々に必要なサービスを適切に提供しています。
まとめ
余談ですが、かかりつけ医も自由にしています^^
当サ高住の利用状況が一般的にどうなのか、比較していないので基本的に数字を赤裸々に並べただけで考察は控えます。
ですが、利益は出ないですけど・・・
現状の運営に、誇りをもってよいのではないかと思います。
↓高齢者住まい事業者団体連合会のリーフレット↓